Anypoint Connectors

デフォルトで装備されているコネクタは、アプリケーション、データベース、ストレージシステムを素早くつなぎ、ビジネスを支えるエンタープライズアプリケーション、データベース、プロトコル、業界標準システムの利用価値を高めます。その他、設定やカスタマイズが簡単な統合パターンやテンプレートも多数揃っています。

すべてのオペレーションがカプセル化された単一のコネクタを使えば、システムごとに複数のコネクタを管理する必要がなくなります。また、自動ページング、バッチ、DataSense (またAnypoint Studio の機能)をデフォルトでサポートするコネクタを使えば、設定プロセスを簡素化できます。ベーシック認証やOAuth、その他の認証スキームを活用するれば、設定や接続管理を強化することができます。

コネクタは事前に接続先システムのメタデータを推測します。取得したデータのタイプと構成の情報により、DataWeave (MuleSoftの関数型プログラミング言語)で簡単にデータを特定し変換することができます。

WSDLやRAKLファイルの在り処を Web Service ConsumerやHTTP Connectorで特定することで運用とデータスキームを自動設定し、必要なデータ連携を確立することができます。

Mule SDK はカスタムメイドのコネクタを作成するための統合開発環境です。エラーをリアルタイムで検知し、推奨解決策とコードのテンプレートをすばやく提示します。SOAPコネクタは、ウィザードベースのツールを使ってWSDLファイルをコネクタにまとめて取り込みます。またRestコネクタは、REST APIを自動的にコネクタに変換します。カスタムメイドのコネクタをMuleSoftのコミュニティに提出すれば、検証して認証を受けることもできます。